読者に刺さる文章を書くために

読者に刺さる文章を書こうという決意

これまでブログを書いては辞め、立ち上げては閉鎖し、ということを繰り返してきた。
いま、こうして新たにブログを立ち上げるにあたり思うことは、 なるべく読者の心に刺さる内容にしたいということだ。
己自身が長く続けるためにも。
そこで、初回のテーマとして、”読む人の心に刺さる文章”とはどういうものなのかを考えてみたい。

刺さる文章とは

私が思う”刺さる文章”を、己への言い聞かせとして、以下に仰々しく列挙いたそう。

読者の思考を深められる文章

内容が読者の経験や思考と合致し、その思考をより深められる文章。
はたと膝を打つ文章、気づきを与えられる文章。
そんな文章をこそ書くべし。
そのためにはできる限り憶測による記述を避け、己の経験と事実に基づいたことを書く。

感情を昇華させた文章

不快なことを不快なまま書かない。

不快な経験は人生の示唆に富んでいる。
それだけにネタになりやすい。

しかし、不快なことを不快なまま、鬱憤をダイレクトに書いてしまうと、言ってることがいくら正しくても共感を得にくくなってしまう。

だから、不快な経験を役立つ情報に変えることが大事だ。
醸成して、抽出し、何かしら役立つアウトプットに変えること。 

読みやすい文章

刺さるためにはまず読みやすくなくてはならない。

脳が疲れない文章

脳が疲れない文章とは、
”読む人の脳みそに負担をかけない文章”
を意味する。

頭から読み下してすっと意味が通って、かつ深く思考できる。
脳みそのエネルギーを、文章の読解ではなく、思考することに取っておける。

脳が疲れる文章とは例えば、
”説明すべきことを省いてしまった文章”
だ。

書くべきワードが欠落していて、一度読んだだけでは意味がわからなかったりする。
つまり、何らかの飛躍がある。

何回か読み直して、頭の中で言葉を補ってみる。
多分こういう意味なんだろうなぁと、なんとなく意味はわかるが、読み手の脳に余計な負担を強いてしまっている。
すると、読み手の思考に深く入り込めない。

そして読むのが億劫になる。

枝葉末節から入らない

例えば新しいアプリを初めて使うときに、のっけから細かな機能を順番に説明されたらどうだろうか。

「そんなことは後でいいからとりあえず使ってみたい」
「便利に使っている人の例を見てみたい、とりあえずそれをマネしたい」
と私なら思う。

私はこのように使っています、その具体的手法をお見せしましょう、いいでしょう?便利でしょう?
ではこのように使うために必要な機能をお教えしましょう。

ということを経た上で、具体論に入っていく方がいい。

まずは何ができるのか、どう便利なのかを知りたい。
あなたはこのアプリをどのように便利に使っているのか、何をメインで使い、めったに使わない機能は何なのか、何を重視して、重視しないのはどこなのか、 色をつけてほしいのだ。
そのうえで、徐々に各機能の説明に入る。

何かを説明しようとするとき、このような手順を忘れないようにしたい。

装飾を最小限にする

近年Wordpressテーマの装飾機能が充実し、見た目をデザインすることが容易になってきた。
しかし、見やすくしようとデザインに凝った結果、逆に見づらくなっては本末転倒、なるべくシンプルな装飾を心がけようと思う。
華美な装飾よりも、文章そのものに集中してもらうことの方を重視したい。


以上、これからブログを書いていこうとする己自身に対し注意事項を述べた。
精進せーよ、俺!

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