一年の計は元旦にあるがほかの日にもあっていいだろう

目標は日々色あせる


我は今、達成されない目標の残骸の山に埋もれている。


1月に今年の目標を立て、スマホのアプリでマンダラチャートを作成した。

大谷翔平が高校時代に作成していたことで一躍脚光を浴びたマンダラチャート。

マス目に区切ってジャンルごとに目標を書いていく、あれだ。

大谷さんに倣ったわけではないが、とにかく作成はしていた。


それを最初はひんぱんに見直していた。

しかし時が過ぎるにつれ徐々に見なくなり、
2月も半ばになればその存在をすら忘れてしまった・・・。

改めて見直すと、計画を立てた1月当初と3月下旬時点の今では、
ちょっと違う、ズレてきたなあ・・・と思う点が多々ある。

一所懸命考えた目標が、なぜに2カ月ほどでズレてしまうのだらうか?


まず、「新しい知識や情報を仕入れた場合」にズレることが考えられる。
インパクトの強い仕入れがあれば、
目標にも影響を及ぼすであろう。


そしてまた、
環境の変化がズレの原因になるとも考えられる。

自分を取り巻く状況は刻々と変化する。
そんな中で知らず知らずのうちに自分自身も変化し、
目標がズレて行ってしまったのだらう。



いや格好良く書いたが、そもそも、
最初に立てた目標に無理があったり、
曖昧模糊であったり、
細かすぎたり、
本当はやる気がなかったり・・・
ということもあるのだが・・・。


とにかくズレてしまった目標を、3回ほど鼻をかんだティッシュを棄てるかのように、私は潔く棄てた。



一年の計は逐次見直す

私が年頭に立てた目標は、すでに埃がかぶり、錆び付き、カビが生え、腐り始めていた。
私はそれを棄て、新鮮な目標に書き直した。


私が参考にしているのは、
市販されている”マンダラ手帳”によるカテゴリ区分。

A:健康
B:仕事
C:経済
D:家庭
E:社会
F:人格
G:学習
H:遊び

上記のカテゴリごとに目標を設定していくのだが、
より自分にフィットするように、
私の場合は

B:仕事→営業
C:経済→お金
E:社会→社交
G:学習→研究
H:遊び→ギター

と書き換えている。


それはさておき、
私にはひとつ、根本的な大きな目標がある。
自分が大学生ぐらいの時に気づいた課題であり、
達成できずに(達成の仕方がわからずに)ずっと引きずっている。
具体的には書かないが、
自分の中で必ず取り組むべきであり、その価値がある課題だと考えている。
この数ヵ月で新しい情報を仕入れたので、試そうというところだ。


また、
1月にはなくて今ある課題、
それは健康について、である。
2月下旬に頸椎ヘルニアを再発し、1カ月以上腕のしびれと痛みに悩まされている。
これをなんとかしないと仕事もつらいし、ギターを満足に弾けないのがつらい。
これを克服することは必ず目標に入れたい。

体調によっても目標は変わってしまうのだな、と思う。


今後も目標は変化していく可能性はある。
というより、確実に変わるだろう。
年頭に立てた目標にかたくなに執着せず、
忘れ去られた目標は新たに見直し、
せめて季節の変わり目にはメンテナンスするとしよう。

目標が絵に描いた餅になってしまうのはなぜだらうか

さて
過去に立てた数々の目標が ”絵に描いた餅” になってしまい、
そのほとんどが達成されることなく腐り果て、遺物となった。


それはなぜだらうか??
なぜ目標は、絵に描いた餅になってしまうのだらうか??


私の中で、達成された大きな目標の一つといえば、税理士試験合格である。
受験期間中は、
「受からなかったら人生終わり」
と本気で思っていて、
「どうしても合格したい」
というのはまさに”魂の叫び”であった。

目標立てるにあたって魂の叫びはあるか?
その目標は、本当に成した遂げたいと思っているのかどうか?
できたらいいなあレベルではなく。

己自身に叱咤激励しよう。
本当に成し遂げたいことは、理性で考えるのではなく、本能、すなわち魂が叫んでいることでなければ達成できないのだ!
日常の忙しさにかまけて後回しにしてしまうようなものは魂の叫びとは言えない!
と。

少しオーバーだが、絵に描いた餅の残骸をこれ以上増やさないために、
私は作為的に魂を叫ばせたいと思う。



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税理士向井栄一の
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